価値観も生活習慣も違う人同士が共同生活を送るのであれば、自分の意見ばかりを通そうとすることはもちろん無理があります。共同生活を送るにあたってお互いに話し合って決めたルールでも、しばらくするとせっかく決めたルールが機能しなくなってしまうこともあります。そんな時は無理にそのままルール通りに生活するように強制するのではなく、話し合いの機会を持って意見を交換するようにします。話し合いの機会を持たずに自分だけ我慢を強要されているという気持ちが強くなれば、いずれは相手に対して不満を爆発させてしまうことにつながります。また、どちらか片方がそれほど不満を感じているなんて、きちんと言葉にして言ってくれなければ案外相手は気が付かないということも少なくありません。

不満は小さなうちに解決しておいた方がずっと傷が少なくて済みます。せっかく始めた共同生活なら、お互いに主張をぶつけ合うだけでなく、どうすればお互いの生活ペースを守れるかといったプラスの方向に目を向けることが大切です。共同生活を送る上での基本は相手に対して思いやりの気持ちを持つことです。たとえ予期せぬ状況になった時でも自分の主張ばかりを通そうとせずに、相手を思いやる気持ちを持つことが共同生活をスムーズに送るための最大のポイントです。